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熱中症とは?

暑さによって体温の調節機能がうまく働かなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで起こる健康障害の総称です。症状は軽症から命に関わる重症(熱射病)まで段階的に進行します。

熱中症は誰にでも起こりうるものですが、適切な予防と早めの対処で防ぐことができます。

症状の段階

軽症

めまい・立ちくらみ・筋肉痛・こむら返り・大量の発汗

中等症

頭痛・吐き気・体のだるさ(倦怠感)・意識がなんとなくはっきりしない

重症

意識がない・けいれん・体温が高い・呼びかけへの返答がおかしい・まっすぐ歩けない

特に注意が必要な方

高齢者

暑さや喉の渇きを感じにくく、体温調節機能が低下しています。

持病のある方

糖尿病・高血圧・心疾患・腎不全などの方は重篤化のリスクが高まります。

お子様

体温調節機能が未発達で、地面からの照り返しの影響も受けやすいです。

今日からできる予防策

こまめな水分・塩分補給:喉が渇く前に20〜30分ごとにカップ1〜2杯程度。
暑熱順化:本格的な暑さの前に少しずつ汗をかく練習を(1〜2週間必要)。
無理をしない:睡眠不足・朝食抜き・体調不良の時は無理に外出しないでください。
環境を整える:エアコン・扇風機を適切に使い、外出時は日傘や帽子を活用しましょう。

応急処置の手順

1

避難

涼しい場所(日陰や冷房の効いた室内)へ移動させる。

2

冷却

衣服を緩め、首の付け根・脇の下・股の付け根を氷嚢などで冷やす。

3

補給

意識がはっきりしていれば、水分・塩分(スポーツドリンクや経口補水液)を補給。

注意:意識がない・自分で飲めない場合は無理に飲ませず、すぐに119番を。

受診の目安

迷わず119番

  • 意識がない・呼びかけへの反応がおかしい
  • 自分で水分が摂れない
  • 高い体温が続いている

当院・医療機関へ

  • 応急処置しても症状が改善しない
  • 頭痛・吐き気が強く、ひどくだるい