Diarrhea
下痢は、1日の中で3回以上、やわらかい便や水のような便が出る状態を指します。多くの方が一度は経験する、身近な症状のひとつです。
多くは自然に落ち着きますが、種類や原因によっては早めの対処が必要なこともあります。
2週間未満でおさまるもの。ウイルスや細菌、寄生虫などによる感染が原因のことが多く、数日で自然に落ち着くことがほとんどです。
4週間以上続くもの。腸の働きや体質、食事、薬の影響など、いくつかの要因が重なっていることがあります。
ウイルス感染
ノロウイルス、ロタウイルスなど
細菌感染
サルモネラ、カンピロバクター、大腸菌など(食べ物・水がきっかけになることが多い)
寄生虫感染
ジアルジア、クリプトスポリジウムなど
その他
食中毒、薬の影響(特に抗菌薬)、食事(カフェイン・アルコールなど)
機能的なもの
過敏性腸症候群(IBS-D)、機能性下痢
腸の病気
セリアック病、炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)、乳糖不耐症
その他
小腸内細菌異常増殖(SIBO)、胆汁酸性下痢、甲状腺の病気、薬の影響
次のようなときは、少し早めにご相談ください:
特に注意が必要な方
65歳以上の方 / 免疫が弱っている方 / 最近抗菌薬を使った方 / 最近海外に行かれた方 / 医療・飲食・保育などに関わるお仕事の方 / 施設で生活されている方
水やスープ、経口補水液などを少しずつこまめに。カフェインやアルコールは控えめに。
少量ずつ回数を分けて。消化のよいもの(ごはん・バナナ・トーストなど)。脂っこいものや刺激物、乳製品は一時的に控えると楽なことがあります。
無理せず、回復する時間をとりましょう。
多くの下痢は、数日で自然に落ち着くことがほとんどです。ただ、「いつもとちょっと違うな」「少し長引いているな」そんなときは、無理に様子を見続けなくても大丈夫です。ふらっと立ち寄るような感覚で、気軽にご相談ください。
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