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首の痛み・こわばりについて

首の痛みやこわばり、腕の痛みやしびれは、脳神経外科が専門とする脊椎・神経の疾患が関係していることがあります。症状の場所や特徴から原因を絞り込み、適切な診療につなげます。
腰やお尻・脚に広がる痛み・しびれについては「腰の痛み・しびれ」のページもあわせてご覧ください。

首の痛みとこわばり

主な症状

  • 首の痛み、肩・頭・胸・背中に広がるこわばり
  • 首を回したり動かしたりするのが難しい
  • 動かすと痛みが増し、休むと楽になる
  • 首の筋肉の痙攣

考えられる原因

  • 頚椎症(加齢変化)
  • 筋肉のひずみ・靭帯の捻挫(寝違えなど)
  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 筋膜性疼痛症候群、線維筋痛症

知っておくべきこと:最も一般的な原因は頚椎症。50歳までに約80〜90%の人に画像上の変化が見られますが、その多くには症状がありません。

すぐに医師に相談すべきサイン

歩きにくい、手の脱力・不器用、手足のしびれ、排尿・排便トラブル、発熱を伴う首の痛み

首からくる腕の痛みとしびれ

主な症状

  • 肩・背中上部から腕・手先に走る痛み
  • 腕や手のしびれ
  • 腕や手の力が入りにくい、握力の低下
  • 特定の首の向きで痛みが悪化

考えられる原因

  • 頚椎神経根症
  • 頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症
  • 胸郭出口症候群
  • 手根管症候群、腕神経叢損傷

知っておくべきこと:多くは頚椎神経根症(首の神経が圧迫・刺激されることで起こる)。特に第6・第7頚椎の神経が影響を受けやすい。

すぐに医師に相談すべきサイン

腕や手の力がどんどん入りにくくなっている、手の細かい動作ができなくなった、歩行のふらつき、排尿・排便トラブル

手の使いにくさと歩行のふらつき(脊髄症)

主な症状

  • 細かい動作が難しい(ボタン・文字書き)
  • よく物を落とす
  • 歩くときのふらつき・不安定感
  • 手足のしびれ、頻尿・尿切迫
  • 首を前に曲げると背中に電気が走る感覚

考えられる原因

  • 頚椎症性脊髄症(首の脊髄の圧迫)
  • 多発性硬化症(MS)
  • 末梢神経障害(糖尿病など)
  • ビタミンB12欠乏症

知っておくべきこと:最も多い原因は頚椎症性脊髄症。多くの方は加齢のせいだと思い込みがちですが、脊髄へのダメージを示しており、早急な診断が必要です。

すぐに医師に相談すべきサイン

歩行のしにくさ・手の使いにくさが悪化している、排尿・排便の新たなトラブル、症状が急速に悪化している

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