Neck Pain / Cervical Spine
首の痛みやこわばり、腕・腰・脚の痛みやしびれは、脳神経外科が専門とする脊椎・神経の疾患が関係していることがあります。症状の場所や特徴から原因を絞り込み、適切な診療につなげます。
知っておくべきこと:最も一般的な原因は頚椎症。50歳までに約80〜90%の人に画像上の変化が見られますが、その多くには症状がありません。
すぐに医師に相談すべきサイン
歩きにくい、手の脱力・不器用、手足のしびれ、排尿・排便トラブル、発熱を伴う首の痛み
知っておくべきこと:多くは頚椎神経根症(首の神経が圧迫・刺激されることで起こる)。特に第6・第7頚椎の神経が影響を受けやすい。
すぐに医師に相談すべきサイン
腕や手の力がどんどん入りにくくなっている、手の細かい動作ができなくなった、歩行のふらつき、排尿・排便トラブル
知っておくべきこと:最も多い原因は頚椎症性脊髄症。多くの方は加齢のせいだと思い込みがちですが、脊髄へのダメージを示しており、早急な診断が必要です。
すぐに医師に相談すべきサイン
歩行のしにくさ・手の使いにくさが悪化している、排尿・排便の新たなトラブル、症状が急速に悪化している
知っておくべきこと:60歳未満では腰椎椎間板ヘルニアが約85%を占める最も一般的な原因。60歳以降は腰椎脊柱管狭窄症が主な原因。
すぐに医師に相談すべきサイン
排尿・排便のコントロールができなくなった、お尻・太もも内側・股間周辺の感覚がない、重度または急速に悪化する足の脱力
知っておくべきこと:腰椎脊柱管狭窄症は前かがみになると脊柱管のスペースが広がるため楽になる。血流不足(PAD)の場合は立ち止まるだけで楽になり、姿勢には関係しない点が違い。
すぐに医師に相談すべきサイン
排尿・排便のコントロールが新たにできなくなった、お尻・股間周辺の感覚がない、足の脱力感が新たに出現・悪化
知っておくべきこと:腰痛の約80〜90%は「非特異的腰痛」で、特定の構造的異常が見つかりません。身体的・精神的・生活習慣などの要因が組み合わさって起こります。
すぐに医師に相談すべきサイン
発熱を伴う、がんの既往歴がある、原因不明の体重減少、排尿・排便のトラブル、お尻や股間周辺のしびれ、重度または悪化する足の脱力、50歳以上で初めて腰痛が出た